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村山康文
フォトジャーナリスト
1968年兵庫県生まれ。主にベトナムの社会問題をカメラとペンで追いかけ、弱者を守る立場からエイズ・戦争・人権・差別などをテーマに各地で写真展や講演会を開いている。
京都在住。

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「なんやねん。これ。キモイわ。はがせや!」と叫んだ女子中学生
一昨日、京都山科での写真展準備完了後に叫んだ女子中学生の話をツイッターで呟いた。その時のものに修正を加え、こちらにもまとめておく。

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写真展の準備完了!

展示準備中に入ってきた中学1年生の女子2人が、僕が展示した写真を見て、「なんやねん、これ。キモイわ。剥がせや!」と叫けんだ。

「なんやあれ。あの子も顔が歪んどる。あの子なんて顔が半分崩れとるやんか。キモぉ~」と、続けた女子中学生に、僕はいちいち説明をした。

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しかし、僕は、率直な意見を言う女子中学生で嬉しかった。どれほど日本の報道が偏っているか、また、保護されているかを、その時、改めて考えた。

以前、ある中学校での講演会で、講演終了後に校長室に呼ばれ、「村山さんやりすぎです」と、教頭とPTAの会長に言われたことがある。

問題になったのは、講演会の中のエイズと性教育の部分。

彼らの言い分は、「文科の定めた教育指導案件では、中学1年は『ここまで』、2年は『ここまで』、3年は『ここまで』」というものだった。

「3年生は(村山さんの講演会でも)構わなかったかもしれませんが、1年生には早すぎます」と。

僕は彼らに返した。

「今時、コンドームの写真や売春婦の写真見て、どうのこうの言う中学生がいたならば、それはあなたたちの教育者側に問題があるでしょう。子どもたちを守るのが、先生と家庭の役割でしょ。何を基準にするかでも変わりますが。いったいいつの教育指導案件を使用してるんですか? あなたたちが意見を言うのは、僕ではなく、文科の方ではありませんか?」


保守的な「ことなかれ主義者」たちは、やはり僕を責めた。

このままだとますます日本は堕落の途を辿ると感じた一瞬だった。


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「言葉」や「文字」が持つ怖さは、物も書く僕は、ある程度は把握しているつもりだ。

時に武器になり、時に愛情を注ぐものに変わりうる。

夢も語ることが出来れば、「言葉」で人を判断することさえできる。

今回の僕が撮影した写真に写る人々への女子中学生の暴言は、決して許されるものではない。

しかし、彼女たちは、写真に写る人々を前にして、果たして同じ言葉を発することが出来るだろうか。

僕は出来ないと思う。

そこには、2次元の怖さがあり、そこを補うために、別の意味の「教育」が必要になる。

「子どもを守るのが大人の責任」。

僕は、いつまでも子どもでいたい半面、いい大人になりたいと願い始めた。
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by yasumu43jp | 2010-07-31 02:29 | 日常
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