Profile

村山康文
フォトジャーナリスト
1968年兵庫県生まれ。主にベトナムの社会問題をカメラとペンで追いかけ、弱者を守る立場からエイズ・戦争・人権・差別などをテーマに各地で写真展や講演会を開いている。
京都在住。

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今夏(2010年8月~9月)開催予定の第21回ベトナム・スタディーツアーの募集をはじめました。
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「こどもらしさ」って何だろう?
昨夜、土曜の午後10時過ぎ、僕は電車に乗っていた。

僕の席の前に座った少女は、小学校低学年だろう。

疲れた顔であくびをしながらスヌーピーがプリントされたカバンから何やら問題集を出して見ている。

少女が覗き込んでいる、赤いペンとマーカーで色づけられたその問題集は、とても小学校で学ぶものに思えない。

おそらく塾帰りではないかと取れる。


土曜日の午後10時過ぎ。

小学校低学年の少女が塾から帰るため、一人で電車に乗っている。

その光景を見た僕は「ぞっ」とし、寒気を覚えた。


僕は、小学校2年の1学期まで全く学校に行かなかった登校拒否児だった。

お袋が自転車の後ろに僕を乗せ、学校まで無理やり連れて行き、先生に預けた瞬間、隙を見て逃げ出し、夕暮れまで公園の砂場で一人で遊んだ。

家に帰っても自分の部屋に閉じこもり、夕食も一人で食べるような小学校低学年時代。

そのため、掛け算の九九もみんなより覚えが遅かったし、小学校6年生まで寝小便をする「どうしようもない子」だった。

「そろばん」には通った覚えがあるが、塾なんかに行った記憶は全く無い。


今、ベトナムで取材を続けている。

ベトナムの識字率は94%だとある学者は発表する。

どこまで信じることが出来るのかわからない。

僕が出会うベトナムの子どもたちのある一部は、路上で花を売り、ガムを売り、タバコを売る。

またある一部は、組織の人間、もしくは親に命令され、人のものを盗む行為をする。


また、ある一部は、親に捨てられたか、売られたかし、施設で幼少期を過ごす。


日本ではこども時代を「塾」で過ごし、
ベトナムではこども時代を「路上や施設」で過ごす。


語弊があってはならないので言うが、これは「全て」ではない。


くたびれた小学生を見るのも嫌だし、
もちろん、働くこどもを見るのも嫌だ。


こどもは「こどもらしく」。

しかし、「こどもらしさ」って何だろう。

考えれば考えるほど、難しくて答えが出ない。
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by yasumu43jp | 2008-10-19 23:34 | 最新記事
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