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2006年秋、ベトナムの枯れ葉剤の影響とみられるドー・トゥイ・ユンちゃんが来日し、京都大学医学部附属病院で手術を行ないました。
日本を初めとし、全世界から支援をしていただき、彼女の一度目の手術は無事に成功を収めました。 手術は当初、年一回行い、10年続けられる予定でした。 しかし、様々な事情により、2回目以降の手術は断念せざるを得ませんでした。 彼女の帰国後(2006年11月)以降、彼女に再び会う状況も作れないまま、2年以上が経ち、今回の渡航中に勇気を振り絞り、再会しにソクチャン省まで行きました。 再び会うユンちゃんは、顔は今まで以上に垂れ下がり、頭蓋骨陥没が始まっていました。 彼女の父の話によると、術後、2008年の旧暦の12月に前回切った部分から、およそコップ一杯の水(おそらく髄液か?)が流れ出て、病院に行ったという。 あのとき、「どうにかしてでも手術が続けられていたら」と後悔はするものの、「これも彼女の人生だ」と、心に仕舞い込みました。 人にはそれぞれの人生があります。 あかの他人が、どんなに頑張っても、その人の人生を変えるまでの権利はありません。 久しぶりに彼女の笑顔を見ると、僕自身の心の曇りが消えたのは、言うまでもありません。 【2006年当時のユンちゃんを支援する会の動きは下記から】 ミクシィコミュニティ「村山康文」>ユンちゃんを支援する会からの御連絡 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=10482480&comm_id=968776&page=all (ミクシィをされている方のみ閲覧できます)
by yasumu43jp
| 2009-03-24 22:45
| ベトナム
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